長距離走で体力つくは幻想です!理論を理解したうえでもっと良い練習をしよう
今回はランメニューについて書いていきます
ピッチャーは
スタミナが命です
先発ピッチャーを
目指すのであれば
9イニングすべてを
投げぬく体力が必要です
そこで
皆さんが行っている
ランメニュー
まさかとは思いますが
長距離走やってないですよね?
君はこんなことを考えたことない?
「長距離って意味あるのかな?」
野球の試合中に1kmブッ通しで
走ったことあります?
これが答えなんです
あの練習、
全く意味ないんです
野球というスポーツ
特にピッチャーは
瞬発的な力、
「無呼吸運動」が
非常にカギになります
それに対して
長距離走というのは
常に呼吸をしながら
走る種目です
これだと
練習と全くつながらず
心拍数を挙げているだけです
実際僕が在籍している
大学の野球部の練習では
長距離はアップでしかやりません
それくらい野球と長距離走は
相性が最悪なんです
「でも、体力はつけたい。
だから走るしかない!」
そう思っている君に僕が
長距離走よりも効率的で
野球につながるランメニュー
を伝授します
この練習はいくつか
メニューがあるので
順番にお伝えします
①インターバル走
約70~100mを
7~8割のスピードで
ゴールできるタイムを
設定します
ゴール後は
30~60秒のレストを
はさんでまた走ります
この繰り返しを
10~15本行ってください
②70mダッシュ
単純に70mダッシュしてください
意識するポイントとして
途中で減速ではなく
むしろ加速するイメージで
走ってください
③20mダッシュ
これも20mを走るだけです
ポイントとしては
スタート後の最初の3歩に
いちばんのパワーをもたせる
イメージで走ってください
これらのトレーニングは
プロ野球の球団も取り入れている
練習の一部です
野球で一度に
ダッシュする距離は
せいぜい100mくらいです
だからインターバルでも
100mくらいを
ダッシュし続けられるだけの
力があれば十分です
短ダッシュに関しては
無呼吸運動の代表例なので
これをやればいいです
わかりやすく理論的に説明します
ピッチャーは投げるときには
無呼吸運動を行っています
それを100~120球続けられれば
1試合投げれるということになります
しかしピッチャーは
投げるだけではないです
ベースカバーなどもあるので
ある程度のスタミナをつける必要があります
そのために
インターバル走を行ってください
これらの練習を
ローテーションで行ってほしいです
しかし
1つだけ気を付けてほしい
ことがあります
試合前日は
キレを出しておきたいので
短ダッシュを推奨します
なので
試合当日から逆算して
メニューを組んでください
これらの練習をやれば
1試合通してバテずに
投げぬくことができます
スタミナのある選手は
監督も使いやすいので
出世街道間違いなしです
ピッチャーの動きに合わせた練習をして
すべての練習に意味を持たせて
いいピッチングをしましょう!